大体思い出は美化されている。

 

 周りのみんなは毎日書いててすごいなと思います。

 僕は一回一回、書きたいこと全部詰め込むせいで一つの記事で疲労困憊しがちなのでしれっと2,3日に一回しか書いてません。

 というかあの分量で毎日ってなると数少ない読んでくれる友人の方がしんどい。

 

 中学や高校時代に聞いていた曲って何となく特別感はないでしょうか。

 僕の今の好きな音楽グループはワンオクやウーバー、マイファスと呼ばれるような歌い方の人たち、あるいはミセスです。

 でも高校時代に聞いていたBUMPってあんま系統として近くはないんですよね。でも何となくBUMPは自分にとって割と特別なものなんだと思います。

 当時RAD聞いてなくて大学入ってから初めて聞いたんですけどどことなくメンヘラ臭い感覚を覚えたのが苦手であまり聞けませんでした。でも多分出会いが高校の頃だったりしたらちゃんと好きになれたような気もします。

 

 高校時代に聞いていたのはBUMPだけではなくてVOCAROIDの曲もよく聞いてました。

 実際のところは機械の音声が苦手だったので『歌ってみた』という動画投稿者のカバーバージョンばかりだったのですが。

 当時有名だった人と言えばそらる、まふまふ、蛇足、天月(敬称略)といった面々です。今でもYoutubeやTwitchで人気のストリーマーですね。CRカップの影響でAPEXの印象も強いと思います。

 当時好きだった人たちを、今の時代にも別の界隈で活躍している姿を応援できるのは感慨深いところがあります。

 

 歌い手ではなく作曲者の方を並べるとすれば、じん(自然の敵Pって名前だったりもしました)、kemu(今はPenguin Researchとして活動しています)、ハチ(米津さんですね)、wowakaさん(のちにヒトリエとして活躍したりしていました)などなど。

 僕は曲調の都合でkemuさんの曲が一番好きでした。オタクやってたら興味なくてもどこかで六兆年と一夜物語という名前は聞いたことがあるのではないでしょうか。kradnessという人物が歌っているその曲を、高校の三年間で一番聴いたと思います。

 

 ボカロPとして有名になったのちに作曲担当としてメジャーデビューするという流れは近年割と当たり前になってきています。

 そもそも今の日本人で一番売れているであろう米津さんがそこ出身です。

 YOASOBIのAyaseさん、ヨルシカで作曲しているn-bunaさんも元々そちら界隈です。

 

 以前に紹介するといったわりに全然紹介できていなかったゲームの話をしようと思います。

 画像やプロセカという略称ばかりあげていましたが、正しくは『プロジェクトセカイ カラフルステージ feat.初音ミク』ですね。

 アプリのタイトル画面はこんな感じ。

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 人間側のキャラクター代表である星乃一歌とバーチャルシンガーであるミクとの出会い、といった印象です。

 

 このゲーム、いいところというか、強みがいくつかあるんですけどこのアプリが何で一年も経たずにAppStoreやGooglePlayの売り上げで音ゲーカテゴリでトップの仲間入りできたかについてダイレクトマーケティングしたいと思います。

 

 カバー曲がいいことに関してはあんまりいうことはないですね。かつて動画サイトで再生回数が多かったものをカバーすればそれだけでユーザーは喜ぶので。

 千本桜やメルトのような、一昔前の曲もあれば、昨年歌ってみた動画が大量に上がっていたKingのような曲まで実装されています。

 

 カバーだけじゃなくてアプリのために書き下ろされた新規楽曲もいいものが多いです。先ほど名前を挙げたじんだったり堀江晶太(kemuです)、Orangestarやナユタン星人という、界隈の人にとって大人気の方々だったりAyaseさんだったりが曲を提供してくれています。

 コンテンツの名前ありきじゃなくて自分自身の曲の力で人気になった方々が楽曲提供してくれているというのが魅力の一つだと思います。

 

 後、シナリオがいいです。僕このゲームやるためにリリース前に別の音ゲーやってたんですけど、そっちよりこっちの方がよほどシナリオに関してはよかったです。比較対象は伏せます。

 

 それと僕、女しか出てこないゲームあんま好きじゃないんですよね。バランスは取れていなくてもいいから男女ともにキャラクターのいるゲームが好きなので。

 同様に男だけ出てくるヒプマイみたいなコンテンツも無理です。

 熱い男キャラも、可愛らしい女キャラもどっちも一定以上人気があるようなコンテンツが好きです。だから割とFGOは好きになれたってところがあります。

 実際プロセカは男の比率こそ少ないですが、ちゃんと男女ともに登場しますしそこそこ男女間の交友関係も描写してくれるのが、キャラごとの関係がいろいろ見えて面白いところの一つだと思います。

 古来からいる厄介なタイプのドルオタだったり女優のガチ恋勢だったり、最近のVtuber周りの厄介リスナーは自分の好きな女の子の周りに男の影がちらつくだけでぶちギレてらっしゃいますが、その怒りが僕には理解できません。

 

 後、シナリオがいいことからキャラクターにもちゃんと魅力があると思っています。

 それに関しては僕が一方的に苦手意識持っているゲームも同じことが当てはまるとは思っています。

 ソシャゲに時間をあまり奪われたくないという理由で、プレイ時間を食うと噂のウマ娘は絶対にやらないと心に固く誓っているのですが、事務局の人や別界隈の知人の声を聞く限り、そちらもキャラストーリーの出来がいいらしいですね。

 でも僕、ウマは擬人化されてない方がかっこよくて好きなこともあってやっぱりやれなさそうなんですけども。

 

 とまあそんな感じ。とりあえず書下ろしで提供された曲は八割がためっちゃいい曲なのが最大のセールスポイントだと思います。

 Ayaseさん提供のシネマの、サビ入ったところの彰人ソロ部分とか本人の性格もあいまってめちゃくちゃかっこいいので、ゲームやらないまでもプロセカのYoutubeチャンネルでMVだけ見るというのもいいと思うよ。

 

 では最後におすすめのキレ芸実況動画を紹介してから去ります。

 もこう マリオテニスで検索をかけてラケットがぶっ壊される動画を見てください。

 己が理性的な人間であるということを再確認できます。